HDRで現像するパソコンとして最も適しているのは
Mac
でしょうね
例えば
MacBook
とか
Macは色の正確さに定評ありますしディスプレイがHDRに対応してますし(参照元:Mac で HDR ビデオを再生する)
M1以降なら処理能力も十分ですからね
これがもしHDRに対応したキャリブレーションできるカラーマネジメントディスプレイとか購入したら
ディスプレイだけで30万万円とかいっちゃいますしね
それと比べたらMacBookやiMacは安いなって思います
私はWindowsなので
SDRのキャリブレーションできるカラーマネジメントディスプレイは持っていますがHDRには対応しておらず
購入できる予算も無いので工夫が必要になります
私の工夫は
iPhoneとiCloudの活用です
まず
現像ソフトはNikon純正のNX Studioを使います
普段の現像はLightroom classic を使っていますが
HDRで出力をする際はNX Studioを使うようにしました
理由は2つ
1つはHEIFで出力できること
HDR静止画を見せる場所をInstagramと想定しており
InstagramはHEIFでHDRに対応しているらしいからです
Lightroom classic だとHEIF出力は無理なんですよね
まあ
InstagramはAVIFでもOKって話もあるので(確証はありません)
Lightroom classic でもいいのかもしれませんが
とりあえず私は
NX Studioにしてます
2つ目ですが
HEIFをPQで出力する設定があるからです
過去にも書いていますがHDRで出力する際はPQにしようかと思っています
NX Studioでは
HEIFをHLGで出力するかPQで出力するか選べました
Lightroom classic だと、そういった項目が無かったのでNX Studioにしようかと
さて
調整する作業ですが
SDRのモニターで調整すると
画像が破たんしているように見えて調整が大変です
なので
撮影時にある程度完成度の高い写真を撮っておくことが大切ですね
調整結果を見る方法は
NX StudioでHEIFを書き出して
それを
iCloudのDriveに保存
iPhoneで確認
といった感じです
大変ですけど
HDR対応モニターが無い場合は
この方法が一番やりやすかったかな、と思います
他の方法として
RAWデータをパソコンからWeb版のLightroomにアップロードし
モバイル版(iPhone版)のLightroom で現像する
ということもできます
モバイル版(iPhone版)のLightroom で現像したデータを【共有】でInstagramに送ると
HDRでInstagramに投稿できるという話を聞いたことが有ります(私はやったことがありません)
この方法は実際のHDR画像を見ながら直感的に調整できるメリットがありますが
小さい画面での調整が意外と苦痛だったのと
熱暴走ですぐに画面が暗くなってしまい露出の調整が難しいと感じたので
私はNX Studioを使って現像するようにしています
ただし
今後やり方を変える可能性は大いにあります
なんせNX Studioは動作がもっさり
Lightroom の操作になれてるとNX Studioは難しい
HDRモニターを買うというのは悪い選択肢ではないと思いますね
ただ
できるだけコストを抑えてHDRを楽しむ工夫として
すでに持っているiPhone(HDR表示対応のもの)とiCloudを活用するのは
アリだと思います
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